中3高校受験の三者面談!志望校出願で子ども先生と確認ポイントは?

うちの子どもの通う公立中では、中1中2だと、家庭訪問のほか、1学期末と2学期末に1回ずつの三者面談なのですが、中3になるとぐっと回数が増えて、家庭訪問のほか、1学期に2回、2学期に3回ほど三者面談がありました。なんだか後半はとくに毎月行く感じでしたね。

学校にもよるのでしょうが、中3では手厚く三者進路相談ということで、三者面談をされる中学校が多いと思います。

校外模試、校内実力テスト、三者面談の日程を早めに把握して、余裕をもって志望校を絞り込むようにするのがおすすめです。

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目次

三者面談中3高校受験にむけて時期とコツ

中3になって学校の年間スケジュールがでたら、主な行事の他、テスト日程と三者面談の日は親のカレンダーやスケジュール帳にも書き込んでしまいましょう。

中学3年の1年間はスケジュール管理が親の大事な仕事になると思っているのが良いと思います。

外部模試などは受験当日とともに、申し込み開始日もスケジュールに書き込むくらい慎重にしてちょうど良いと思います。

三者面談の時期は、実力テストや中間期末の定期テストの結果を受けて、校内順位、偏差値、内申(見込み)がでたタイミングでおこなわれることが多いと思います。中3は回数も多く、学校によっても日程は違うと思いますので、学校からのお知らせによく注意してください。

三者面談を無難に終えるコツとしては、事前に子供と保護者と現実的な志望校についてよく志望を固めておくことです。入試日がかさなっていないか注意しましょう。志望順もきちんと決めておきましょう。

そのためには、できるだけ早め、中3の1学期までには一度は志望校の学校見学、説明会参加をすませておくのがおすすめです。夏休み、2学期以降も高校説明会はありますが、どうしても併願校を迷う場合とか、志望校の情報を増やすために2度三度の訪問をするとかの場合に利用するのが良いと思います。

そして、2学期に入ったら三者懇談でしっかりと固まった志望校を先生にお伝えできるようにしておくのがおすすめです。

早めに志望校を決めている子のほうが希望が叶うことが多いというのをきいたことがあります。そういうお子さんは比較的成績も安定しているのでしょう。

もちろん、成績が不安定だったり、お子さんの部活や進路の希望がころころかわって、なかなか定まらない場合はそのままお伝えして相談に乗っていただくのもかまいません。そのための三者面談でもあります。

うちの学区は違うのですが、地域によっては、入試相談会などで私立の併願校の確約をもらったりなどできるところもあるときいていますので、確約をもらうために必要な書類(通知表や模試、実力テストの成績表など)や確認すべきことなどを早めに中学校で確認しておくのも大切なことだと思います。

三者面談中3子ども先生と勉強成績の確認

三者面談中3子ども先生と勉強成績の確認ということで、お子さんが日ごろ親にきちんと成績を見せているかということがとても大切になります。

三者面談で保護者がはじめて子供の成績をみて、親子で志望校について調べたり話し合ったりしていないようでは、先生も困ってしまいます。

三者面談の準備ができていなくて、先生の前で親子喧嘩を始めるご家庭もあるのだそうです。そういうことにならないようにしましょう。

三者面談は話し合いの場ではなく、志望校を確認し、実行項目の段取やスケジュールを共有する場なのだと思ったほうがいいです。

特に2学期以降は志望校を確認、確定していく時期なので、事前にお子さんの成績の把握と、志望校の見学、説明会参加はすませておくように、子供がぐずぐずしているようなら親が主導して、予定をいれてしまうようにしましょう。

高校見学、説明会は、できるだけ親子で参加し、子供は自分が行きたい学校かどうか、親は在校生や先生の様子レベルなどをチェックするなどで、親子で納得した高校選びをするようにしましょう。

なお、うちの子どもの中学校では、毎年10月半ばの2学期の中間試験(年間の前期の内申が出る)が終わったタイミングで中3の担任、学年主任が集まって会議をし、子供一人一人について先生全員でそのお子さんの成績をみて、志望校を受験するのが妥当かどうかを判定する会議をするのだそうです。かなり長い会議になるとききました。そりゃそうですよね。

中学校の実力テストでは家庭向けに順位や偏差値が出ない場合もあると思いますが、学校の中ではデータとして出していて、先生は過去のデータと照らし合わせておおよその合否可能性判定というのはできるようになっているとのことです。

同じ私立高校でも専願なら可能性があるが併願だと厳しいなどの場合もあります。そういうのも検討し、三者面談でのアドバイスに生かすそうです。

特に内申(通知表の評定)に1や2がある場合、5教科に4がない場合などは、受験する高校の幅もせばまるときいています。

うちの子どもはなにも言われませんでしたが、成績と志望校のレベルがかけ離れているような場合は、より合格の可能性の高い学校への志望校変更をすすめられることもあるのだそうです。

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三者面談ポイント確認志望校出願手続きなど

三者面談ポイント特に2学期以降確認することは、志望校出願手続きについてです。

入試日程が重なっていないことを確認して公立、私立の志望校を決め、それぞれの出願書類を誰がいつ手に入れるか(家庭で?学校で?)、出願書類は誰がどう書くのか(子供本人?親?)、必要な書類は何か(家庭で用意するのは?学校では?)写真はどうするのか(学校で撮る?家庭で用意する?)、出願費用はだれがいつ振り込むのか、出願書類はどのタイミングでそろうのか、出願書類はどうやって誰が郵送するのか(親?本人?書留?速達?)など細かい点まで2学期の間に確認しておくのがおすすめです。

うちの子どもの行った公立中の場合、写真は中学校でまとめて撮ってくれましたし、写真を切って書類に貼るところまで学校でしてくれました。

出願書類は志望校別に子どもを集めて書き方を指導し書かせてくれましたし(おかげで子供同士ではだれがどこの高校を受けるのかがバレバレになるのですが自分のことでせいいっぱいで誰も気にする人はいないそうです)、調査書もあわせて出してくれたので、親はお金を払った領収書をその封筒に入れて速達書留で郵送するだけですみました。とても楽だったです。

そして、事前にそういうことをていねいに説明してくれていたのでとても安心できありがたかったです。

成績がきちんととれて安定している場合で志望校について親子ともに納得できている場合は、三者面談はほんとに確認事項だけですみますので、楽だと思います。

成績が不安定、志望校がゆれているなどの場合が、本当に大変だと思いますので、そういう場合は、三者面談をまたずに、まずは確実な安全校を確認しておくことと、日ごろのお子さんの受験勉強にしっかりつきあってあげることなどが重要になると思います。

行ける高校がないなどと悲観したり、脅されたりすることもあるかもしれませんが、どんな成績でも真面目なお子さんなら探せば行ける高校はあるものです。親がどんとかまえて安心させてあげるのも大事だと思います。

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まとめ

三者面談は話し合いの場ではなく、志望校を確認し、実行項目の段取やスケジュールを共有する場なのだと思ったほうがいいです。

高校見学、説明会は、できるだけ親子で参加し、子供は自分が行きたい学校かどうか、親は在校生や先生の様子レベルなどをチェックするなどで、親子で納得した高校選びをするようにしましょう。

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理科社会は小3から中3の範囲
英語は中1から高3の範囲です。

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この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

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