中学生くらいになってくると、思春期、反抗期も重なってきて、勉強が苦手なお子さんはさらにコンプレックスを高めて扱いにくくなることがあると思います。
iq高いタイプなど、親から見て口も達者でなんでも器用にこなすようにみえるのに、勉強が苦手で不思議に思うお子さんも少なくないですよね。
お子さんも自分の賢いというセルフイメージと、現実の成績の悪さのギャップに苦しむことが少なくないのではないかと思います。
簡単には解決しない問題ですが、参考意見を書かせていただきます。
勉強できない頭いいのにやる気が出ない子どもに悩む
勉強できない頭いいのにやる気が出ない子どもさんに悩む保護者の方は多いと思います。
特に、高校受験を目前にして、定期テスト成績や内申点が重要になってくる中学生になると、三者面談のたびに頭が痛いとおっしゃる親御さんがいます。
親から見ると頭がいいのに...口もよくまわって達者だし...新しい機器や難しいゲームもすぐに使いこなしているし...小さいころの知能検査ではIQなども100を超えてすごくよかった...など思うこともあると思います。
実際お子さんはとても頭がいいのだと思います。ただ、勉強が嫌いなんですね。
そういうタイプのお子さんはできるだけ早く、勉強でおもしろいことにであったり、勉強ができることのうれしさ、みたいなのを体験して積み重ねることで、中学、高校の成績底辺を避けるように、親が環境を作ってあげるのが大事だと思います。
まずは、お子さんのことをよく観察すること。案外お子さんのことをよくみないで、お友達と一緒の塾に入れてしまうようなパターンが多い気がします。これは遊びに行かせているようなことになりがちです。
お子さんが気持ちの切り替えが下手でゲームの途中で「勉強しなさい」と声をかけると非常に怒るとか、ほめてあげると喜んでお手伝いをしてくれるとか、そういう弱みも強みも生活の中で初めての子を見るような気持ちで、親御さんがしばらくよく観察してみてほしいのです。
また、個人懇談などでの学校の先生の話も参考にして、授業に集中できているか、発言しているか、学校の活動に協力的かなどもよく頭にいれておきます。
そんななかで、お子さんの立場になって考えてみると、「学校の授業が難しくてついていけない。じっとしているのがつらい」「出された宿題がわからないので、答えを写すばかりで時間もかかり、つまらない。頭に入らない」「どうせやっても成績が上がらない」などの無力感を感じているのではないかという姿が見えてくるのではないでしょうか。
この状況は頭のいいお子さんであればあるほどお子さんにとってもつらいことでしょうね。
勉強をしないできないお子さんの悩みについてはこちらの記事でも詳しく書いています。
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勉強できないのは親のせいかうるさいといわれる
親は子供の成績が上がらないのが気になりますから、成績をみては小言をいい、勉強しなさいとなんども口に出してしまいがちです。
そのため、顔をつぶされたかっこうのお子さんは、親のせいでうるさいから勉強したくなくなった、などと反抗するのもよくあるパターンなのではないでしょうか。
わたしも中高生の子ども二人を育てていて思うのですが、実は、子供というのはできないことが多い割に非常にプライドが高いので、顔をつぶされることを非常に嫌って、顔をつぶした相手のいうことをきかない、という傾向があると思うのです。
なので、甘やかすのとは違いますが、子どもさんの顔を立てて、ものをいうのが大事です。
「勉強しなさい」というよりは、「試験範囲のプリントはもうもらった?お母さんにも見せて」と声をかけ、実際もってきたら「あら、範囲をなくさずにちゃんと持っていたね、えらいよ」とほめる。
えー、そんなことだけでほめるのかと思うかもですが、無くしてしまっている子も実際多いので、ほめていいポイントなんですね。
で、ゲームなどで遊んでいるなら、「きりのいいところで、そのゲームをおわって、お母さんといっしょに試験範囲のしるしをつけよう。教科書見せてよ」と声をかけます。
そして、一緒に教科書、ワークに付箋などでしるしをつけ、試験日程までに何をしなければいけないかをざっくり話し合ってみる。
そうしたら、自然に、その日しなくてはいけないことがお子さんにも見えてくると思います。
勉強しなさい、という言葉よりはちょっと手がかかりますが、わたしはそうやって子どもを誘い出して、定期テスト対策の勉強させています。実際成績も悪くありません。
自宅学習での親のかかわりについてはこちらの記事でも詳しく書いています。
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勉強できない理由子供に合う勉強方法を一緒に探す
勉強できない理由はさまざまでしょうが、中学生、高校生の学習のつまずきの原因はたいてい小学校時代の学び残しにあることが多いとわたしは感じています。
なので、さきほど書いたような定期テスト対策の勉強と並行して、つまずいた時点にたちかえってそこから復習し、短期間に学力を追いつかせる必要があります。英国数の3教科が大事です。
定期テスト対策をしつつ、基礎学力を取り戻すために、子供に合う勉強方法を一緒に探すのが親御さんにしていただきたいことです。
すぐには見つからないかもしれませんが、あきらめないで、いろいろ探してみてください。
わたしの現時点でのおすすめは、すららというデジタル教材で、アニメの双方向の授業で理解させてくれる、ゲーム世代にもなじみやすい教材です。小学校、中学校、高校までの学習内容を無学年制で学習できますし、自分の学校の教科書と試験範囲を登録すると定期テスト対策に何をすればいいのかも教えてくれます。
塾に遊びに行かせているようなもの、お金をどぶに捨てているようなものと思っている方や、塾に行かせたいが費用的に苦しいと思っている保護者の方はぜひ一度無料体験してみてください。
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多くの塾や学校でも採用されている評価の高い教材でもあるので、安心です。
こちらはすらら公式サイトの中のコラムなのですが、勉強嫌いのお子さんについてとても参考になる情報が載っています。
すららを使用しない場合にも参考になると思います。おすすめ記事です。
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勉強嫌いには理由がある! 〜「子どもが勉強をしない!」は、親が抱える共通の悩み?〜
すららについてはこちらでも詳しく書いています。
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まとめ
できるだけ早く、勉強でおもしろいことにであったり、勉強ができることのうれしさ、みたいなのを体験して積み重ねることで、中学、高校の成績底辺を避けるように、親が環境を作ってあげるのが大事だと思います。